成長期の子供に必要な事1
2012-12-29
幼い時期からスポーツに携わる子供は多いと思います。
小学校高学年あたりから練習などもハードになって行き、熱心な子供ほどやり過ぎて後々に影響を及ぼす程のスポーツ障害になったりする話もよく聞きます。
昔からよく言われているのが、子供の頃からトレーニングを行うと身長が伸びない!
と勘違いされている方が多いです。
もちろん闇雲に行えばそういう可能性もあると思います。
しかし筋肉と同じように骨も適切な負荷を受ける事で骨の代謝が高まり成長して行きます。
きちんと指導を受け身体作りする事はプラスの面がかなり大きいです。
例えば、骨の成長が最大になる思春期の時期には、骨の成長に筋肉や腱が追いついて行かない為に身体が固くなり、関節の稼動域がせばまり障害のリスクが高くなります。
この時期にしっかり自分でもケアできる、ストレッチの方法を指導される事は重要だと思います。
また競技動作が偏ってしまって一方向の動作のみが強調されてしまう様な、ゴルフやテニス・野球のバッティングなどでは筋力や姿勢の左右差のバランスが崩れがちになります。
きちんとトレーニング指導を受け筋力のバランスを整える事も重要です。
トレーニングはきちんと指導を受けて行えば、安全に筋肉や骨の成長を助けてくれます。
追記:小学生は日に日に成長して行きます。成長する度に買い替えるからとワンサイズもツーサイズも大きなシューズを履かせて、大きく成長するこの時期にスポーツ活動をさせてしまうと、いくら紐をきつく縛っても激しい動作ではぶかぶかの靴のなかで足首や足指が使えず、地面を捉える力を養えなかったり、足首が固くなり足首が固くなると股関節にまで影響してしまい、せっかくスポーツをさせているのに身体能力を低下させてしまう可能性があります。
最近では小学生からスポーツグッツも充実していて高価な道具が多いです。
小学生のうちは高価なシューズをワンサイズもツーサイズも大きなものを買うのではなく、安くてサイズがピッタリあうシューズを選んだ方がいいと思います。